株式会社ナガオカ

製造部門/2019年入社

桑原 ひな乃

HINANO KUWAHARA

学生時代の取り組みが今につながる
ダブルワークを楽しんでいます

芸術大学の頃から、鉄は身近な存在で溶接も経験がありました。
鉄骨製造のための溶接は難しく、図面を読み取る力も求められます。
しんどくないと言ったら嘘になりますが、勉強になる日々を送っています。

製造部門作業風景の写真
撮影者:顧剣亨(Kenryou GU)

美術教師と鉄骨溶接、どちらも本業で
学ぶことがたくさんあります

大学では彫刻を学び、教師になるために勉強に励んでいました。就職先も決まっていた矢先に事情が変わり、以前から誘いを受けていたナガオカで働くことを決めました。とはいえ、中学校の非常勤講師も務めているので、アルバイトとして週に3〜4日の勤務です。学生時代から鉄を触っていました。作品のテーマが『時間』だったことから、鉄が錆びる姿や色の変化が表現に合っていると思い、4年間、溶接機材を扱ってきました。

製造部門作業風景の写真

小ぶりのサイズからはじまり
数メートル、数トンの鉄骨を扱えるように

溶接の機材は学生のときと同じようなものを使用していますが、扱う鉄は全然違います。強度が求められる溶接は経験がありませんでしたが、角度や位置などのポイントを先輩がわかりやすく教えてくれました。負けずぎらいな性格なので、溶接が下手だとくやしくて、仕事の後に練習しました。どうにか見せられるような溶接をできるようになったときは、達成感がありましたね。小さいサイズを担当することが多いですが、ときには数メートル、数トンといった大きなものを任されることも。

製造部門作業風景の写真

アットホームな雰囲気で
溶け込みやすい会社です

工場内は機材がたくさんあり、材料も積んである中での作業となります。いつの間にかアザをつくってしまうから、脚が出るような服は選ばなくなりましたね。ネイルにもハマっていますが、休日限定で楽しむようにしています。最近では溶接女子という言葉が流行りはじめています。鉄骨業は大変なことを乗り越えないといけない仕事ですが、勉強になることも多いです。弊社は面倒見のよい人が多く、アットホームな雰囲気で働きやすいと思いますよ。